キャッツクロー

キャッツクローには6種類のアルカロイドが含まれている

キャッツクローは、はるか昔、インカ帝国の時代からの民族アシャニンカ族が「健康を守る植物」として利用してきた植物です。葉のつけ根に猫のツメに似たトゲがあることから、「キャッツクロー」と呼ばれています。現地では、アマゾンの奥地に少数しか自生していないため、「幻の薬用樹木」とされていたようです。太古の昔から、インディオに炎症や痛みを抑える薬木として珍重されてきたキャッツクローですが、現在ではその効果が広く知れわたり、WHOの世界薬用植物にも認められています。

 

アメリカでの評価はとくに高く、全米ハーブ市場の売上トップにもなっています。キャッツクローには、薬理作用を持つさまざまな成分が含まれており、それらが相乗効果で炎症や痛みを抑えることが証明されています。たとえば、キャッツクローには免疫増強作用や殺菌力を持つ6種類のアルカロイドなども含まれています。

 

 

 

◇6種類のアルカロイド

(1)イソテロポディン……免疫力を増強する

(2)テロポディン……免疫力を増強する

(3)イソミトラフィン……マクロファージの貧食作用を高める

(4)ミトラフィン……細菌などの繁殖を防ぐ

(5)イソリンコフィリン……マクロファージの貧食作用を高める

(6)リンコフィリン……血小板をかためて血栓を予防する

 

これらの成分が含まれていることによって、キャッツクローは鎮痛、抗炎症作用にすぐれ、リウマチや腰痛、神経痛、関節痛、肩こり、偏頭痛、ひざ痛、肘痛、痛風などに高い効果を期待できるのです。

 

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